2023.6.1
るーさんの授業
チーム力を高める

おはようございます。るーさんです。
昨日は朝から夜遅くまでずっと仕事をしていたらブログの存在をすっかり忘れました。
いかん!と思って、朝起きたらすぐに書くことをここに誓います。
#なんの宣言

さて、今日は「チーム力を高める」お話。

安心できる環境

チーム力を高めることができないと、仕事においての悩みにランクインする悩み事です。
どうにかよくしたいけど、その方法がわからない。
では、逆にあなたが「どんなチームに入りたいですか?」

例えば、自分自身が今所属しているチームをさらに互いの力を引き出し合えるものにしたいと思った時に、とっても大切なことは「ここは、安心できる場所だよ」が大切なのです。


緊張した空間、張り詰めた空間だと人は何か挑戦しようとしたり、自分の意見を言うということができなくなります。全てにおいてこの緊張感の中で自分が快適でいる、もしくは自分に攻撃の刃が向かれないように生きようとするから。

じゃあ、安心できる環境ってどういうこと?

それは案外、幼少期と同じなのです。

成人するまでにとっても大切なことは、親が自分の味方でいること、家が安心できる場所であることを大人は子供に伝える必要があります。
なぜなら、成人するまでには、心も体も成長するためにいろんな「不都合」を体験するから。自分の気持ちが友達に伝わらないもどかしさ、周りにいる大人の人に自分を理解してくれないと思うことがあったら、それらの悩みを「安心できる人と場所」で吐き出します。吐き出して相談して、その問題に向き合おうとする。
そうやって人格形成、つまりその人らしさを自分で育てていくのです。

これは、仕事でも同じ。
まずはチームとして、このチームは誰も否定する人はいないんだよを伝える必要があるのです。

認め合うこと

人の短所だけをつつくことは、簡単です。
それ以上に人の長所を見つけることも、簡単です。

どんな人にも、間違いなくいいなと思うところがあれば、いいと思えない部分がある。
そこに対して誰かがその人の「短所」ばかりをつつくのは、自分の首を絞めることになります。

じゃあ、あなたは人として完璧なのですか?間違ったことは、今までしなかったのですか?
常に完璧なら全て物事はうまくいっていますよね。うまくいっていないのに、あたかも自分は完璧で自分のことを棚に上げて人の短所ばかりつく人は、器として小さい人だということ。
つまり、リーダーとしては改善する必要があります。

こういうと、皆さんはなぜか「なんでも許さないといけない」と思ってしまいます。
自分にとって相手の嫌な部分や目をつぶっていたことなどを、ひたすらに我慢・・・。

我慢はしなくていいのです。
我慢をしたって、自分の首を絞めるから。

認め合うということは、まず互いに生きて暮らしていることを認めればいいのです。
相手が生きて、チームにいてくれることに感謝する。

「ありがとう」という言葉を、チームの人に対して言っているか。

前提としてどんな人も、1人では生きていけません。
自分とは違う価値観や考え方、自分とは違ういいところや悪いところ、これらを理解しようとして生きることがチーム力をあげることに繋がります。

感謝と希望

ありがとうを伝えると、そこから「安心できる環境づくり」がはじまっていきます。
そこでは自分のアクションが非難されることがないから。

ありがとうを伝えてから、「あなたのこんなところを今より意識したら、こういうこともできるようになるよ。そこを意識して一緒に取り組んでみよう」ということを伝えることが大事です。

ありがとうの後に、希望を言う。

夫婦関係でも、割とわかりやすいと思います。
よくあるのが、「あなたの奥さんは、なんでもやってくれていいよね」「あなたの旦那さんは、よく理解してくれていていいよね」と、互いの夫や妻を羨ましがる行為。
#私はあの言動ほんとうに理解できない

そもそも、あなたは今の夫、今の妻に感謝と希望を言ってきましたか?

と、たった一言で終わるのです。

その結果が、目の前にいる夫や妻に間違いなく反映されます。

もしもそんなことをしていないのに、自分の夫や妻はよくできている人だと思う人がいると思います。
それは、いつか必ず「ゆがみ」となって現れるので今から改善した方がいいこと。
ただただ、夫もしくは妻が耐え忍んでいるだけだから。

ある日突然、離婚したい、と言われたって言うケースが多いのはここに原因があります。

つまり、チーム力を高めていくためには
・安心できる環境をリーダーが作ること
・互いを認め合える関係でいること
・感謝と希望をリーダーが誰よりもできていること

が大切なのです。

今日はそんなお話でした。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

おしまい。