2023.6.4
諸江史耶
時間を味方につけろ
※この記事は、2023年6月2日に掲載された「モロオフ会」の記事より一部転載しています。
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▼ 削るべき時間は徹底的に削り、かけるべき時間は徹底的にかける
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最近はイベントを作るとき、投資家目線で物事を見て作ることをめちゃくちゃ意識しています。
つまるところ投資家は「かけたお金が大きくなって返ってくるか?」あるいは「買ったものの価値が大きくなるか?」を考えていて、「目減りする確率が高いモノ」にはお金を出しません。
メチャクチャ雑に言うと、「1億円で買ったものが、10年で10億円になったらいいな(その時は売ろう!)」というのが基本的な投資家の考えです。
「投資家」というと、「いやいや、私には関係ない話だわ」と思われるかもしれませんが、基本的には「N F T」を買う人も同じです。
彼らは(僕もなんだけど)10年スパン、20年スパンで物事を考えるので、知りたいのは「10年後も価値があるかどうか(リセールバリューがあるかどうか)」です。
別の言い方をすると、投資対象を値踏みする時に見るのは、「ただの流行り商品なのか、それとも長生きする商品なのか?」です。
言うまでもありませんが、投資家は「ただの流行り商品」は買いません。
「ただの流行り商品」を買うのは『ファン』です。
投資家は
「高くなるものを早めに買って、高くなった時に売る」
か、
「価値が目減りしないものを買って、そいつに稼がし続ける」
の二択です。