2023.11.9
諸江史耶
モロ先生の授業「和楽器が流行っていないのは、生徒を殺す文化が原因かも」

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)

https://stand.fm/episodes/654c400159091ac0d314b2a3

皆様は「和楽器」と聞くと、どんな楽器を思い浮かべるでしょうか。

その名の通り、日本生まれの楽器のことで、長い長い日本の歴史と、とても密接に関わっています。

我々は日本人として、この文化を丁寧に継承していく必要があるなあと思いつつ、最近は皆さん、いつ和楽器を聞かれましたか?

おそらくほとんどの人がここ数ヶ月、あるいは数年聞いていないという人もいるのではないでしょうか。

あれだけ誇れる歴史があって、文化があるのに、どうしてこんなにも廃れてしまったのでしょう。

僕は1ピアノ講師として、こんな仮説があります。

和楽器の師弟関係におけるこんなルールはご存知でしょうか。

1.一生、同じ先生につかなければならない(原則として)

2.先生を超えてはいけない

3.何をやるにも、先生にお伺いを立てる

これでは、廃れるに決まってます。

まず1.一生、同じ先生につかなければならないによって、先生が増えない。

「あ、和太鼓の先生になろう!」と思っても、フレキシブルに先生を決められないので、新人の先生は苦労が絶えません。

そして2.先生を超えてはいけないは論外も論外で、師匠を超えないまま受け継いでいくのであれば、師匠のパワーが10、その弟子のパワーが9、その弟子は8・・・と、減りゆく一方。

レベルはいつか最低となり、そんな低いパフォーマンスをするエンタメに、人は寄り付きません。

そして3.何をやるにも、先生にお伺いを立てるは、あまりにも現代社会と合っていない。

ここまで廃れるためのルールを押さえてるとは思いませんでしたし、そりゃ廃れるだろうなあと思いました。

そして今、ロックが同じ道を歩み始めて、そして同じように廃れ始めていると僕はみています。

行き過ぎた上下関係は軋轢を生んで、尊敬を消して、そして文化そのものを衰退させていく。

では、そんな和楽器やロックは、どうすれば回復するのでしょう。

答えは簡単で、先ほどお伝えした3つの教訓の真逆を教訓にするだけです。

回復には少々時間はかかると思いますが、決して楽器や若者のせいにしてはいけない。

現に『和楽器バンド』は、ヒットしたでしょう?

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