2024.2.26
諸江史耶
モロ先生の授業「ポジティブな諦め」

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)

https://stand.fm/episodes/65dbde63f1fccee86f0f6b1b

『方向転換』という選択肢が無いより、あった方がいいよね

僕の提供しているピアノレッスンでは「諦める」ということをすごくポジティブに捉えていて、僕の方から諦めさせることは無いものの、生徒さんがその決断をした時は、秒で背中を押すようにしています。

ただ世間では「諦める」はすごくネガティブなイメージを持たれている方も多いと思うので、改めて僕がポジティブに捉えている理由を説明させていただくと…

一点目は、「ポジティブな選択をするために、諦めることがある」ということ。

ピアノ曲はいざ始めてみると、思っていたよりも楽しくなかったり、難しかったりすることがよくあるんです。

そんな時、その生徒さんのピアノを習う目的が「楽しむこと」だったり「○月までに1曲、なんでもいいから弾けるようになりたい」だった場合、諦めないと次に進めないんですね。

二点目は、「これで一生、そのチャレンジができないわけではない」ということ。

例えば「楽しくない」「難しい」と思って一度ストップしても、いろんな曲を経験して戻ってきた時に、以前より楽しく感じるかもしれないし、以前より難しく感じないかもしれない。

「諦める」といっても、それでもうその道が完全に途絶えるわけでは無いので、また戻ってくるまでの準備期間だと思えばいい…という感じです。

とくに大きな損失があるわけでもありませんからね。

諦めた瞬間練習時間が増えた

「楽しくない」の具体例ですが、楽しくないとどうしたって、モチベーションが下がって、練習時間が減ってしまいます。

そんな時、たった「諦める」という選択肢をしただけで、視界が開けて、楽しめる権利が舞い込んでくるんです。

結果その新しい曲で練習時間が増えてることも、よくあるんです。

『諦める権利』は、一生懸命努力した人間にしか無い

そして一つ誇りに思って欲しいのは、「『諦める権利』は、一生懸命努力した人間にしか無い」ということ。

諦める選択肢が思いついているということはすなわち、少なからずあなたはそこに向かって努力をしているわけで、この努力はむしろ讃えられるべきなんです。

一番もったいないのは、やる前から諦めて、チャレンジしないこと。

それだと「楽しいのか楽しくないのか」「実力相応なのか難しいのか」などのデータも何も取れないまま、無駄な時間をただ過ごすことになってしまうので、積極的にチャレンジして、積極的に諦めていきましょう。

僕自身も今「絵本だらけのスタジオ」の改装に着手して、色々と朝令暮改を繰り返しながら前進しています。

皆さんが何かに行き詰まった時、今日のお話が教科書となって思い出されることがあれば幸いです。

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