2024.4.23
諸江史耶
モロ先生の授業「モロ先生の失敗」

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)

https://stand.fm/episodes/6626e7e2b1033a16170f14a6

本人がそれを望んでいるか否か

今日は、僕が提供しているレッスンが、うまくいかなかった時のお話です。
 
もうかれこれ3.4年前の話になりますが、こういうのも積極的に晒していきます。
 
何事もそうですが、レッスンも急ぐと失敗するという結果が出ました。
 
今日の主題は「急ぐとロクなことがない」という話でして…これは、まぁ、あくまで「僕のレッスンの場合がそうだった」という話なのですが…。
 
なんかの本に書いてあったのか、誰かの言葉に影響されたのか、とにかく教育というヤツは最終的には「本人に任せないと成長しない」という言葉に引っ張られがちです。

「先生が現場で手を動かしているうちは成長しないから、自分から課題を見つけて、その解決策も提案して、自分から行動できるよう、生徒自身に任せる」という考えですね。

実際に大企業は社員を育成する際、総じてその理屈で動いているわけで、それが間違いじゃないことは明らかだと思います。

なので僕のレッスンでも、結構早い段階から「生徒さんに任せる」ということにチャレンジしてきたんです。

なんなら、「任せることができない先生」に対して、「俺は任せることができる器量の大きなヤツなんだぜ」というマウントを心の中でとっていたかもしれません。
 
ただ、それをやった結果、失敗した事がありました。

もっというと「任せ方」を間違ったと言うべきでしょうか。

今日はこの原因を掘り下げたいと思うのですが、「なんで上手くいかなかったんだろう?」と考えてみた結果、考えられる要因は2つで、一つ目は「生徒さんの目的が『任される』ことではない」ということ。

たとえその方法が「成長に繋がる」としても、生徒さんは僕に、そもそも成長をさせて欲しいと思っていなくて(成長はあわよくばでよくて)、僕との時間を楽しみに来ている場合があるんです。

それなのに、「その方が成長するから」と任せてしまうと、そりゃ生徒さんは嬉しくないですよね。

「良いレッスンを作って、あとは仕組みで…」とついついやりがちなんですけども、そんな簡単な話じゃねぇ!という話です。

任せる時の見積もりの難しさ

もう一点。
 
「任せるだけだと上手くいかない理由」の一番は「任せる側」がいろいろな見積もりを大幅に見誤っている…というのがありそうです。
 
つまり、その生徒さんの練習時間や環境、習熟度や今後の予定など、見積もりを測るためのあらゆる情報を聞く前から見積もっても、そりゃ上手くいかないよねって話です。

ただ、最終的には1人で音楽を楽しめる身体に鍛えて、任せちゃった方がお互い幸せになれることは事実なので、大事なのは「任せる前のリサーチ」と「任せるタイミング」だとわかりました。

ちなみに、今ではどちらも完璧になったので、もろもろお任せいただければと思います。

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