モロ先生の授業「この商品は子どもたちのため、そしてご両親のために」

2024.7.23

諸江史耶

（※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓）

今日は２０２５年８月に上演する予定の『ジョイライブ2025』の子ども招待チケットについて、そもそもこのチケットを作ることにした経緯と、そして、「どういう感じでお届けするか?」というご説明をさせていただきます。

遡ればこの発端は、フリージョイ立ち上げ人のるーさんの信念が形になったもので、るーさんは前職の現場で、多くの「エンタメが原因で、悲しくて泣いている子どもたち」を見かけたんだそうです。

人を楽しませるためにある「エンタメ」で、人が悲しくて泣いてしまうなんてあってはならないことで、理由を尋ねると、そこにあったのは「間違ったエンタメ教育」と「不公平」でした。

そこで「本当のエンタメ教育ってのは、こうだろ！」という思いで立ち上げたのがこのフリージョイカンパニーで、そこから創り出されるコンテンツは全て「お客さんを笑顔にして、公平である」というのが、ディレクターの僕およびプロデューサーるーさんの思いであり、また、このチケットを誕生させた理由の一つであります。

そしてここからは「どういう感じでお届けするか?」という話なんですけども、まず今の段階では「未就学児も含めた、あらゆる世代の子どもたち」を対象と考えています。

もちろん、こうすることのハードルの高さは重々承知で（子どもが泣いてしまったり、コンテンツの内容に偏りが生じたり）、それでも先ほどお話しした「公平」という言葉に嘘はつきたくなくて、ここは全てのお客様に楽しんでもらえるルールづくりだったり、コンテンツを幅広く設けることで、対応していこうと考えています。

ただ本音を言うと「隣の赤ちゃんが泣いちゃったら、会場全体で公演を止めて、みんなで笑ってあげる」くらいの環境づくりを目指しておりまして、この環境こそが本当の意味での「公平」を作ってくれるんじゃないかと考えています。

だから早い段階で「子ども無料招待」を発信し続けて、会場を「子供に優しい世界」にする（その想いに共感してもらえる方だけに来てほしい）覚悟を見せています。

そして、現在検討中の「届け方」についてですが、現段階で僕の構想にあるのは「チケット購入の備考欄に「子ども◯歳何名」という言葉を書いてくれた方に限り、集まった支援チケットをプレゼントしていく想定をしています。

もちろん、ここも公平にするため支援分で賄いきれなかった分に関しては、製作費から出す覚悟で考えています。

これくらいの想いで立ち上げている企画、および商品ですので、少しでも共感していただけた方は、ぜひご支援のほど、よろしくお願いいたします。

来月中には会場も決まり、その後一般チケット発売も開始しますので、またその時にもお話しさせてくださいね。

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