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『シナジーマップ』は、現代の多様な働き方や変化するビジネス環境に適応するための素晴らしいツールです。それぞれのプロジェクトがどのように相互作用し、全体としてどのように利益を生み出しているかを可視化することで、効率的なリソース配分や戦略的な決定が可能になります。
というわけで、今日はシナジーマップの作り方を簡単に解説します。以下の手順に従って、自分のプロジェクト同士の関係性を可視化し、効果的なリソース配分を実現しましょう。
ステップ1: プロジェクトリストを作成する
まず、現在手掛けているすべてのプロジェクトのリストを作成します。これには、大規模なプロジェクトから小規模なサイドプロジェクトまで、すべての取り組みを含めます。
ステップ2: 各プロジェクトの目的を明確にする
次に、各プロジェクトの目的や目標を明確にします。これにより、プロジェクトがどのような価値を生み出しているかを理解しやすくなります。
ステップ3: 矢印のカテゴリを設定する
シナジーマップで使用する矢印のカテゴリを設定します。僕の場合はエンタメやエンタメ教育を生業にしているので、絵本作家の西野亮廣さんが提唱した以下の3項目を使用して作成しています。
- AD (宣伝・集客): プロジェクトが他のプロジェクトに対して宣伝効果や集客効果をもたらすか。
- ID (世界観・ブランディング): プロジェクトが他のプロジェクトのブランド価値や世界観の強化に寄与するか。
- MONEY (収益): プロジェクトが他のプロジェクトに対して収益をもたらすか。
ステップ4: 矢印を引く
各プロジェクトが他のプロジェクトにどのように影響するかを示す矢印を引きます。矢印の方向やカテゴリに従って、各プロジェクト間の関係を視覚的に表現します。
- AD: プロジェクトAがプロジェクトBの宣伝や集客に寄与する場合、AからBへの矢印を引きます。
- ID: プロジェクトAがプロジェクトBのブランド価値や世界観を強化する場合、AからBへの矢印を引きます。
- MONEY: プロジェクトAがプロジェクトBに収益をもたらす場合、AからBへの矢印を引きます。
ステップ5: 孤立したプロジェクトを見つける
矢印が引かれていないプロジェクトや、他のプロジェクトと関連が少ないプロジェクトを見つけます。これらのプロジェクトは再評価が必要です。孤立したプロジェクトが重要でない場合は、リソースを再分配するか、プロジェクトを終了することを検討します。
ステップ6: 改善策を立てる
孤立したプロジェクトやシナジーが弱いプロジェクトについて改善策を立てます。新たな連携方法を考えたり、プロジェクトの目的や方法を再検討します。
ステップ7: 定期的に見直す
シナジーマップは定期的に見直し、プロジェクトの進行状況や新たなプロジェクトの追加に応じて更新します。これにより、常に最適なリソース配分とシナジー効果を維持できます。
以上がシナジーマップの基本的な作り方です。
このプロセスを通じて、各プロジェクトがどのように相互作用し、全体としてどのように効果を発揮するかを明確にすることができます。
みんなもぜひ作ってみてください。
ちなみに、エンタメ学校『PAGE』が完成したら、この「シナジーマップを書く」という授業も取り入れる予定です。
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