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トランプ元大統領が再び大統領選に出馬し、その結果として円安が加速する可能性について話題が上がっているようですね。
こればっかりはどうなるかわからない事だと思うので、決めつけることはしませんが、概ね「最悪」を想定することは重要だと思います。
これは経営において非常に重要な視点です。
確かに、トランプ氏が大統領になると米国の政策が大きく変わる可能性があり、それが為替市場に影響を与えることは十分に考えられます。
例えば、トランプ氏の政策が米国経済を強化する方向に働く場合、ドル高・円安が進む可能性があります。
また、彼の貿易政策や財政政策がどのように影響するかも注目すべきポイントです。
例えば「1ドル=200円」という極端なシナリオを前提に行動することは、リスク管理の一環として有効です。
輸出入業務を行っている企業は、為替リスクをヘッジするための対策を講じるべきでしょうし、国内市場においても価格設定やコスト管理の見直しが必要になるかもしれません。
経営者として「最悪の事態を想定して備える」ことは、リスク管理の基本です。変化の速い時代にあって、柔軟で迅速な対応力を持つことが求められますね。
今後の動向を注視し、常に最新情報を収集して、リスク管理を強化することが大切です。
その上でここからは、「国産エンタメの現状と課題」についてのお話をさせていただきます。
国産エンタメの現状と課題
- 経済的なリスク:
- 円安が進行すると、外国からのライセンス料や輸入品のコストが上昇し、公演費用が増加する。
- その結果、チケット価格が上がるか、プロダクションの質を維持するためにコスト削減が必要になる。
- コスト削減の努力:
- 『ムーラン・ルージュ』のように、韓国公演と美術セットを併用することでコスト削減を図っているものの、それでも高額なチケット価格になってしまう。
- 国産作品の試み:
- 国産エンタメでは、人気のあるタレントやアイドルを起用して集客を図るケースが多い。
- このアプローチは、集客には効果的だが、作品の質や魅力が二の次になるリスクがある。
キャスト依存のリスク
- 質の低下:
- 人気タレントやアイドルの演技力が不足している場合、作品全体の質が低下し、初めてエンタメを観る観客に「日本のエンタメはこの程度」と思わせてしまう可能性がある。
- 評価の低下:
- キャストのファンが観客の大多数を占めると、作品自体の評価や認知度が高まらず、長期的な業界の発展に繋がらない。
- スタッフの思考の偏り:
- 「集客できるキャスト」を探すことが優先されるようになり、作品の質や新しい挑戦が疎かになるリスクがある。
持続可能な成長のために
- キャストと作品のバランス:
- 人気キャストを起用することは続けつつも、作品自体の質を高める努力が必要。実力に優れたキャストを育成し、起用することが重要。
- 多様な作品の開発:
- アニメ作品以外にも、オリジナルのストーリーやテーマを持つ国産の作品を開発することで、多様な観客層を取り込むことができる。
- 技術と資材の国内化:
- 外国に依存しない技術や資材の開発・生産を進めることで、円安やその他の経済的変動に対するリスクを軽減する。
このように国産エンタメの現状と課題をまとめた上で、僕たちが手がける「ジョイライブ2025」のようなエンタメは、どのように今後作っていくべきかもまとめてみました。
1. 作品の質を高める
- 強力な脚本と音楽:
- オリジナルの脚本と音楽を制作し、作品の力で観客を引き込むことを目指す。
- 深いテーマや心に残るテーマを持つ作品を作ることで、長期的な人気を築く。
- キャスティングの工夫:
- 実力が確かなキャストを起用し、作品の質を担保する。
- 必ずしも有名なキャストに依存せず、実力のある新進気鋭のキャストを発掘・育成する。
2. リスク管理とコスト削減
- 国内の技術と資材の利用:
- 美術セットや衣装、技術スタッフの国内調達を進めることで、円安や輸入依存のリスクを軽減する。
- 国内の技術者やクリエイターと連携し、独自の演出方法を開発する。
- コラボレーションとパートナーシップ:
- 他のチームやプロダクションとコラボレーションし、コストを分担する。
- 地元企業や団体とパートナーシップを結び、スポンサーシップを得ることで資金を確保する。
3. 観客との関係構築
- ファンエンゲージメント:
- 公演前後のイベントやワークショップを通じて、観客との交流を深める。
- ソーシャルメディアやファンミーティングを活用し、継続的な関心を引きつける。
- 教育的要素の強化:
- エンタメ教育の要素を盛り込み、観客に新たな学びや気づきを提供する。
- 学校や教育機関と提携し、学生向けの特別公演やワークショップを開催する。
4. マーケティングとプロモーション
- 多角的なプロモーション:
- YouTubeチャンネルやSNSを活用してプロモーションを行い、広範な層にアピールする。
- メディア露出を増やし、作品の魅力を多方面に伝える。
- ユニークな宣伝戦略:
- メディアが注目するようなユニークな宣伝方法を考案する。
- 例えば、特定のテーマやキャラクターを強調したキャンペーンを展開する。
実践に向けて
「ジョイライブ2025」を成功させるためには、これらのアプローチを具体的な計画に落とし込み、実行に移すことが重要かと思います。多面的な視点でプロジェクトを進め、長期的な成功を目指します!
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