2025.11.7
諸江史耶
モロ先生の授業「“無色の強さ”がアートを遠くまで運ぶ」

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://stand.fm/episodes/690d39bf140c2aebc8975ca6

僕たちのカンパニーは、アーティストやクリエイターのマネジメントを行いながら、オリジナル楽曲やライブを制作している。
日々、どんな形で“作品を広く届けるか”ということを考えているのだけど、最近とても参考になったのが、西野亮廣さんの「バンドザウルス」という活動だ。

一見ギャグのように見えるこのプロジェクト。
だけど実は、戦略としてすごく理にかなっている。

たとえば西野さんは「バンドザウルス」の最大の強みを“色がついていない”ことだと言っている。
これは、ハローキティのように「特定の思想や文脈に縛られず、誰とでもコラボできる存在」という意味だ。

この“無色さ”は、アーティスト活動や音楽づくりにも深く通じている。
作品に“メッセージ”や“世界観”を込めることも大事だけれど、同時に「どんな人にも届く入り口」を持っていることは、長く続く活動には欠かせない。

僕自身、ピアニストとしても、経営者としても、いつも考えているのは

「どんな人にでも届く透明な強さを持った作品やライブ」
をどう作るか、ということ。

音楽でも、イベントでも、あるいはマネジメントの現場でも、最初から色をつけすぎない方が、実は長く広がることがある。
そこに人の想像が入り込み、受け取る側が自由に意味を見つけられるからだ。

バンドザウルスが“ギャグ”でありながら、ちゃんと投資をして、長期的に回収を見込んでいるように、僕たちのプロジェクトも「遊び」と「戦略」を共存させたい。
たとえ小さな活動でも、“無色の翼”を持っていれば、いつか想像以上に遠くまで届く。

これからも、そんな“透明な強さ”を持つ音楽やプロジェクトを、僕たちのカンパニーから生み出していきたいと思う。


✨まとめのポイント

  • 「ギャグ=リスク分散された挑戦」として活用できる。
  • 「無色の強さ」は、アーティストマネジメントにおける汎用性・拡張性の象徴。
  • “遊び”と“戦略”を共存させる視点は、クリエイティブビジネス全体に応用できる。

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