(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://stand.fm/episodes/691cf7f1676515013e5e120f
―「ひとりで作る」から「みんなで創る」へ
ショパンの《スケルツォ第2番》のミュージックビデオを作ろうと決めたとき、最初に思ったのは、
「これは一人の力では成立しないな」
ということでした。
ピアノを弾くのは僕一人ですが、作品が生まれる過程には、
環境、空気、世界観、そして“物語”が必要になります。
ただ演奏を撮影して終わりのMVではなく、
「この曲が持つストーリーを、みんなで描き直す体験」
にしたいと思ったのです。
■偶然の出会いが、プロジェクトの始まり
制作を考え始めたのは、2025年夏に行った『絵本ライブ』がきっかけ。
「ピアニストとしてこれから活動していくなら、何か形になるものを残せないかな」
これが僕にとっての“偶然のクリック”でした。
そこから会社の方向性や予算周りの状況などが大きく変動したこともあって、
「ピアノのMVを、ただの映像作品ではなく、
みんなで作る文化に育てられないか」
という考えを持つようになりました。
クラシック音楽の領域って、まだまだ“ひとり完結”の作品が多い。
でも本当は、もっと多くの人が作り手側に回れる余白があるんです。
■“共感で動くお金”の在り方を、音楽にも持ち込む
MV制作には、撮影・編集・スタジオなど、現実的に費用がかかります。
だからといって「MVを作るからお金をください」ではなく、
「この挑戦を一緒に背負いたい人のための参加枠」
を作ることにしました。
リターンも“投資”というより
推し活の延長線にある“共創” を目指しています。
- 本編クレジットに名前を入れる
- 制作日記の限定公開
- 撮影現場の見学招待
- 完成打ち上げへの参加
- スケルツォ第2番の解釈ノートPDF
こういう「一緒に作品を作る」体験の価値は、
クラシックでも確実に受け入れられると感じています。
■MVを“作品”ではなく“10年間の資産”として扱う
このMVは、完成してYouTubeにアップして終わりではありません。
今後、僕がピアニストとして、ピアノ講師として、ライブ制作者として活動する際の名刺がわりに、どんどん広めていく予定です。
「一回観て終わり」ではなく
“10年後の自分の活動を支えるIP”
として設計しています。
■作り手が“観客”ではなく“メンバー”になる仕組み
今回、制作過程も全部公開しようと思っています。
- 解釈の変化
- 練習中の葛藤
- どうカメラを置くかの議論
- 世界観のシナリオ
- 心が折れそうになった瞬間
こういう“裏側”をシェアすることで、
プロジェクトは「鑑賞」から「参加」へと変わる。
コメントで「ここ、もっと暗めが好き」「光は縦より横がいい」
みたいな意見をもらいながら、
みんなでスケルツォの表情を作れたら最高です。
■これはただのMV制作ではなく、“挑戦文化”の再設計だ
クラシック音楽の世界は、
作品にコストをかける文化がまだ十分に根付いていません。
でも、映像で世界観を構築し、
物語のある音楽体験を届けることは、
現代の表現者にとって絶対に必要なアプローチです。
「ピアニストが本気でMVを作る文化」
をつくりたい。
「表現者が資金で諦めない仕組み」
をつくりたい。
今回のスケルツォの挑戦は、
その第一歩だと思っています。
■最後に:スケルツォを“あなたと作りたい”
作品は一人でも作れる。
でも、作品の“文化”は一人では作れない。
クラシックのミュージックビデオに
もっと夢を感じられる世界を、
みんなでつくりたいです。
そしてその第一弾を
《スケルツォ第2番》でやる意味がある。
僕の思い出作りに、参加していただけると嬉しいです。
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