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そろそろ年の瀬なので、今年見たエンタメで「僕が最も面白かったと思うエンタメ」を発表しようと思うのですが、『国宝』と悩んで『チ。―地球の運動について―』にしました。
『チ。―地球の運動について―』には、“ファンタジーとリアルのちょうど真ん中”の空気が流れていて、
歴史を題材にしながらも、物語は決して歴史の再現ではない。
だが、ただの創作にもとどまらない。
この「絶妙な位置」にこそ、『チ。』の最大の魅力があると感じてます。
■ リアルを超えてくる「思考の重み」
『チ。』の舞台は「地動説」という、現代から見れば当たり前の真理を巡る時代。
しかし、その真理に触れることが命を賭けるほどの罪であった時代の空気が、圧倒的なリアリティを持って描かれます。
登場人物たちは、
「知りたい」
という純粋な欲求と、
「生きたい」
という切実な本能の間で揺れ動く。
この葛藤の描写が驚くほどリアルで。
理想論だけではない。清濁入り混じった“現実の重み”を確かに感じて、
だけど同時に、彼らの言葉や行動はどこか“現実以上の輝き”を帯びている。
それは読者に「人間にはこんな美しさがあったのか」と思わせるほどでした。
『チ。』には、歴史に根ざした“リアル”に、思想や希望という“ファンタジー”が差し込まれていて、僕の好みにブッ刺さりました。
■ 「深さ」は派手さではなく、静かで強い感動
『チ。』の魅力を語る時、とにかく「深い」という言葉が浮かぶ。
だがこの“深さ”は、難しい言葉や理屈から生まれるものではありません。
それは――
「人が何かに人生を賭けるとはどういうことなのか」
という、極めてシンプルで本質的なテーマが貫かれているからです。
地動説を追い求める者たちは、決して特別な超能力者ではない。
ただ、どうしようもなく“知りたい”と願った普通の人たち。
その普通の人間が、普通ではできない選択をしていく。
そこに生まれる物語は、美しいけれど痛い。
希望に満ちているけれど残酷。
胸がぎゅっと掴まれるような静かな感動がありました。
■ まとめ ― 『チ。』は「人間の魂そのもの」を描いている
『チ。』はファンタジーではない。
だが、現実だけでもない。
そこにあるのは、
「人間は、真理や夢や希望のためにここまで動けるんだ」
という、魂の物語でした。
ファンタジーのような美しさと、
リアルのような痛み。
その“ちょうど真ん中”で、物語は読者の心をさらに深い場所へと導いてくれます。
最高でした!ありがとうございました!
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