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スタジオにクリスマスの彩りを入れてからというもの、空間そのものの空気が少し柔らかくなった気がします。
飾り付けって単なるデコレーションじゃなくて、「ここで過ごす時間をもっと良くしたい」という意思表示でもあるんだと改めて感じました。
今回は、その延長線上で “小さな空間を使った企画” について気づいたことを書いてみます。
● 預かる側の責任と、安心してもらう仕組み
世の中には「規模の大きさが正義」みたいな空気がありますが、うちのように限られたスペースでもできることはたくさんあります。
そこで、後々このスタジオをフリージョイと契約してくれたクリエイターの方々にお貸しして、イベント会場としても運用できるようにしたいなと思うようになりました。
もちろんお互いに負担をかけないためにもきちんと話し合いをしたのち、こちらからちゃんと「お礼」を渡し、リスクはなるべくこちらが請け負うようにしていく。
・座席数が少ない
・価格設定も上限がある
・スタッフの手間も発生する
こういった制約があっても、「創った人が損をしない」世界を先につくる。
そのうえで、グッズ販売などがあれば、それも最低限の手数料でこちらが動く——そんな形が、クリエイターさんと続いていく関係を築くポイントになると思っています。
● “採算だけで判断しない場所” の存在意義
現実的な話、小さなスペースでできる売上には限界があります。
1日の収益の上限もハッキリしているし、準備にも人手が要ります。
数字だけで判断するなら、もっと効率の良い事業はいくらでもある。
でも、この手の企画って「利益」よりも「文化」が先に立つんですよね。
・そこで人とつながる
・そこから新しい挑戦が生まれる
・そこをきっかけに夢が芽を出す
こういう“目に見えない価値”が、どれだけ会社や活動全体を強くしてくれているかを知っているからこそ、簡単には手放したくありません。
特に、クリスマスの飾りつけをしていると、
「こんな小さな工夫でも、来てくれた人の気持ちがちゃんと動くんだな」
ということを実感します。
あれこそまさに“文化を育てる行為”そのものなんです。
● “楽しいけど儲からない活動” を切ると失うもの
世の中には「収入にならないなら辞めた方がいい」という声もあります。
でも、それを徹底しすぎると、チームの空気が一瞬で荒むんですよね。
ワクワクすることを続けている会社と、利益だけを追う会社では、働いている人の表情がまったく違う。
前者は目が生き生きしていて、後者はどこか疲れている。
そして、長期的に見ると——
ワクワクを起点にしている会社のほうが、結果として強い。
これは自分がいろんな現場を見てきて思う、ほぼ確信みたいなものです。
だからこそ、自分のスタジオでも
「それ、お金になるの?」じゃなくて、
「それ、面白いか?」
をまず基準に置きたい。
もちろん、収益の仕組みをつくる努力から逃げるつもりはないけれど、
楽しいのに辞めてしまうのは一番もったいない。
● スタジオのクリスマス装飾が示してくれたこと
結局のところ、
“場づくり”というのは利益計算では測れない部分が大きい。
飾りつけも、上映も、イベントも、
「ここでいい時間を過ごしてほしい」
という思いが根っこにあって、その思いが積み重なると、自然と周りに仲間や応援してくれる人が増えていく。
クリスマス飾りで温かくなったスタジオを眺めながら、
これからも“遊び心”を忘れずに育てていきたいなと感じました。
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