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まもなく自分(会社)の創作物を世に出そうとしている今、他人の挑戦から学ぶことは(成功・失敗に関わらず)たくさんあります。
話題になった大作を巡る一連の出来事は、決してどこか遠い世界の失敗談ではなく、「次は自分かもしれない」という現実的な教材だと感じています。
まず強く思ったのは、中身の価値と数字の結果は、別の軸で捉える必要があるということです。
質が高いから多くの人に届くとは限らないし、正直ピンとこなくても規模が膨らむこともある。ここを混同すると、次の一手を大きく誤ります。
よくある落とし穴は、「前回うまくいった理由」を単純化してしまうこと。
もし、ある結果が“内容以外の要素”によって生まれていた場合、同じやり方をなぞるほど状況は悪化します。原因と同時発生を履き違えた瞬間、宣伝も発信も空回りを始めるからです。
なぜ人は、作品そのもの以上に感情を揺らされるのか
そしてもう一つ忘れてはいけないのは、人間は感情的な生き物であるということ。
作品の質に関わらず、クリエイターの人生そのものも、評価対象になってしまうということです。
人は、予告・コピー・これまでの実績から「こういう体験が待っているだろう」と無意識に想像します。
そしてそこに、クリエイターの人生そのものを照らし合わせて、期待値を出しています。
そのイメージと、実際に差し出されたものが大きくズレたとき、違和感は失望に変わり、やがて怒りになります。
取引だと思えば分かりやすい。
「こういうものを受け取れる」と思って足を運んだ先で、まったく別ジャンルのものが出てきたら、内容以前に気持ちが反発してしまう。
それは、提供側の誠実さが疑われる瞬間でもあります。
約束をどう扱うかで、未来が決まる
表現活動において、一度交わした期待は「契約」に近いものです。
注目を集めたい気持ちが強くなるほど、その線を越えやすくなりますが、破った代償は必ず後から返ってきます。
たくさんの人に見てもらえたこと自体は成功でも、その集め方が正しかったのかどうかは、別で振り返らなければいけない。
特に映像や音楽のように、最初の印象が強く残るジャンルではなおさらです。
今日の内容はエンタメに関わらず、発信や集客に関わるすべての人が考えるべきテーマを含んでいると思います。
「どう作るか」だけでなく、「どう迎え入れるか」。
自分の作品を世に出す前に、この問いから逃げずにいたい。
それが、ここ最近で一番の学びです。
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