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https://stand.fm/episodes/69505b2689f53fcc19082d20
MV制作がいよいよ大詰めとなっておりまして、ピアノの出来栄え自体には、ある程度の確信が持ててきました。
一方で不安なのは、その先。
「これが、ちゃんと必要な人のところまで届くのか」
MVを作るときも、ライブをするときも、最後に立ちはだかるのはいつもここ。
完成度や技術の話ではない。
“伝わるかどうか”という、こちらではコントロールしきれない領域への恐れがそこにはあります。
■ MV制作で感じること
MVは、音楽を視覚に翻訳する作業です。
曲に込めた感情や物語を、映像という別の言語に変換します。
だからこそ、
「いいものを作った」という手応えと
「それが本当に見られるのか」という不安は、常に同時に存在します。
特に、いくらいい演奏ができたとしても、
「僕を知らない人は入りにくいのではないか」という懸念も生まれます。
作り手の側は、いい演奏ができたつもりでも、
受け取る側がそう感じるかどうかは、別問題。
このズレを完全に消す方法は、正直まだ分かりません。
だから今できるのは、思いつく限りのアプローチを重ねることしかないですね。
一本のMVにすべてを託すのではなく、
短尺、切り抜き、制作背景の共有…などなど。
形を変えて、何度も差し出そうと考えています。
数を出すことは、妥協ではなく、精度を上げるための訓練でもあるわけです。
■ 不安は、止まれという合図ではない
不安があると、人は止まりたくなります。
でも、これまでを振り返ると、
何かを積み上げてきた時期は、決まって不安の中にいました。
自信があるから動くのではなく、
動き続けるから、かろうじて心が保たれる。
MVも、そもそもピアノ自体も、
最終的に評価するのは自分ではない。
けれど、
「届けようとしきったかどうか」だけは、はっきりと自分の責任です。
隠れない。
結果に背を向けない。
覚悟を持って作り、
覚悟を持って出し続ける。
それが、今の自分にできる唯一の誠実さだと思っています。
それが、MV制作であり、
僕がピアノを弾くということなのだと思います。
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