2023.3.12
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根拠や裏付けを意識する

※この記事は、2023年3月10日に掲載された「モロオフ会」の記事より一部転載しています。

おはようございます。

今日は「根拠や裏付けを意識する」というテーマで書きたいと思います。

すごくボヤっとした話になりますが、僕が結構、大切にしている感覚です。

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▼ 『根拠』や『裏付け』といったもの

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「論理」は他の人に説明する(納得してもらう)際に用いるものであって、行動の指針にするとロクなことがないなぁ…というのがココ数年の感想です。

僕が信用しているのは、「普遍的な打ち手(もはや兵法)」と「“最近の経験に基づいた”勘」で、特に後者の「なんとなくコッチの方向だな…」という気持ちには、そこそこ従っています。

そして、そのとおりに動いて上手くいった時に、後付けで整理&説明の為に「論理」を追加します。

ポイントは、指針にしているのは「最近の経験に基づいた勘」であって、「昔の経験に基づいた勘」や「勘(山勘)」では無い…という点です。

戦線から遠のいた(昔活躍した)リーダーが“勘経営”を発動させてチームを地獄に陥れている場面を時々見かけるので、このあたり(いつまで勘を指針にするか?)は注意が必要です。

さて。

そんな僕が「なんとなくココは意識しておいた方がいいなぁ」と毎度思うのが、『根拠』や『裏付け』と呼ばれるものです。

金本位制の頃の通貨でいうところの「金」のようなものです。

たとえば、僕たちサウンドフリージョイは去年2月にライブをしましたが、うっすらと皆さんの中には「普段、舞台に立っていない」という気持ちがあったと思います。

「普段から音楽活動をしている」と言うためには、皆の中では「舞台に出ている」が大きな意味を持っている。

表現者の目的は「感動させること」なので、毎月舞台に立って、数十人~数百人のお客さんを感動させることよりも、週末にYouTubeで数十万人を笑わせた方が良さそうなもんですが、どっこい、「舞台に立っている表現者=真の表現者」みたいなイメージがあります。

ただ、『根拠』や『裏付け』といったものは「拡大」との相性があまり良くありません。

たとえば「金」を裏付けにしている以上は、「金」の量以上に通貨が増えることはなく(ちょっと増えるけど)、経済が大きく発展することはありません。

「舞台」という根拠に関してはいえば、サウンドフリージョイは、その根拠を手放すことで「拡大」に向かったのだと思います。

「どちらが正解か?」という話ではありません。

どちらも正解だと思います。

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