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生徒さんに幸せを感じてもらう方法
ピアノ講師という仕事をしていると、時々生徒さんから「上手く弾けなくて辛い」と相談されることがあります。
僕はピアノに関しては「研究」が一番楽しくて、上手く弾けなくて悔し泣きするようなタイミングはもう卒業してしまったのですが、過去にはその気持ちになったこともあるし、その気持ちもよくわかります。
ただ、それって側から見ると「自分でお月謝を払って、時間を使って、悔しい思いをしている」という状態で、この気持ちをピアノを習っていない人に相談すると、まず間違いなく「だったら辞めればいいのに」と言われてしまいます。
ただ僕としては、わざわざ時間とお金を使って僕のところに来てくれている人が、ピアノが上手く弾けないことを理由に不幸を感じている状態を放っておくことは気持ち悪いので「生徒さんに幸せを感じてもらう方法」について、結構真剣に考えてみたんですね。
例えば僕は、朝起きてから深夜眠りにつく(気絶する)までひたすら仕事をしていて、そんな仕事においては「幸せだから、頑張る」「幸せじゃないから、頑張れない」というモチベーションドリブンで働いていなくて、どちらかというと、「やらないといけないから毎日淡々とやっている」という感じで、「幸せかどうか」は自分の中でそこまで重要じゃない…というのが本当のトコロです。
だから正直「幸せ」についてなんて考えたこともなかったから、このままでは「知らず知らずのうちに、生徒さんを不幸にしてしまっているのかもしれない」と思ったので、不器用なりに考えてみました。
希望とやる気が幸福感のカギ
そこで、上手く弾けなくて辛いと相談してきた生徒さんに「どうして辛いの?」と話を聞いてみると、やっぱり「先が見えないこと」と「達成感が感じられなくてモチベーションが落ちていること」が原因だとわかりました。
そういった意味では、子ども用の教材楽譜は(楽曲のクオリティはさておき)よくできていて、曲の長さがものすごくコンパクトに抑えられているから、小出しに達成感を感じられて「あ、自分、成長してるかも!」と希望を感じられるんですね。
この希望と幸福感が、すごく近しい感情なんだろうと思います。
だから例えば、たくさんのファンを抱えていながら、演奏家の第1線を退く方を何人も見てきていますが、あれはもう自分の中で「前に進んでいる感」を感じられなくなったことが原因で、そこでお金を稼げていようが、関係ないんですね。
希望を持つことのお手伝いをすることも先生の仕事
そしてこの希望というのは、しょっちゅう増減を繰り返していて「やりたいことが決まっているor決まってない」というのは、正直どっちでもいいんだと思います。
僕自身も、このジョイの仕事だって、ピアノ講師という仕事だって、別に小さい頃からの夢だったわけでもなく、なんとなく巻き込まれて始めちゃってます。
でも、やっていく毎日の中で、様々な希望に直面して、その都度やる気をもらって、ここまで続けられているんですね。
だから希望があるかどうかというのは、スタートの時のモチベはどうでもよくて、その過程の中で上手に自分の「希望」をデザインできているか否かが重要なんだと思います。
だから僕なりの「生徒さんに幸せを感じてもらう方法」の結論は、生徒さんにいろんなチャレンジの選択肢を与えて、その都度希望を感じてもらい、立ち止まってしまう状態を作らないこと、とします。
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