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ボランティア先でギャラが発生してがっかりした
今日の話はよく教育業界で言われている話なので、もしかしたら聞いたことがある方も多いかもしれませんが、大事な話なので、改めてお話しさせてください。
教育現場における「報酬設計」についてです。
頑張ったご褒美として頂戴する「報酬」ですが、この報酬にも「外的報酬」と「内的報酬」の2種類が存在しています。
「外的報酬」はお金やプレゼントなど、外から得られるもので「内的報酬」は、満足感、達成感、誇りなど内から得られるものを指します。
そして人は全てのアクションにおいて、この「どちらか」の報酬を求めて行動しているんです。
そう「どちらか」なんです。
ここが今日の一番大事なところ。
「どちらも」ではないんです。
例えばるーさんはボランティア活動が好きで、今でもちょこちょこ足を運んでいるのですが、そこで言われていなかったギャラが発生すると、本当にがっかりしているんです。
「いやいやそのお金があるんだったら、このボランティア施設に使ってくださいよ」という言い分はありますが、それより何より、ボランティア活動で満たされるのは「内的報酬」であって、「外的報酬」が発生しただけで、ちぐはぐを生み出してしまうんですね。
諸江のレッスンに外的報酬がない理由
ここからが今日の本題なのですが、教育現場における「外的報酬」と「内的報酬」の使い分けについて、僕なりの見解をお話しさせてください。
まず、それぞれの報酬を人は、どういった時に欲するのか?というところ。
外的報酬を求めちゃうのは「モチベーションが低いとき」
例えば仕事、あんまり好きじゃないけど給料日のために頑張る!ってやつです。
その逆で内的報酬を求めちゃうのは「モチベーションが高い時」と言えるわけですね。
これは一概にどっちが正しいとは言い切れませんが、ただ一つ言えることは「外的報酬には限りがある」ということ。
例えばあなたのお子様が、ものすごく頑張ってある曲を弾けるようになったとします。
そのご褒美に、ずっと欲しがっていたゲームをプレゼントしたとします。
その子もそのゲームのために頑張ってきたから、すごく喜んではくれるのですが、その後、またピアノを頑張ろう!と言うと思いますか?
答えは簡単で「更なる報酬が望めればまたピアノを頑張る!」となるでしょう。
外的報酬とはそんな感じで、そのアクションそのもの(今回の場合はピアノ)に満たされているわけではないから、常に「成長を続ける報酬」が用意されてないと、動き出せなくなっちゃうんです。
ちなみに僕のレッスンは最初からずっと、外的報酬を一切用意しません。
ピアノそのものへのモチベーションを高く持ってもらうことに時間とコストを使って、僕に関わる生徒さん全員が「内的報酬」を求めるようにレッスンしています。
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