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契約で防げるトラブル
日本でエンタメを作っていく中で、業界全体がちゃんと向き合えていないと感じている「契約」について、今日はお話ししたいと思います。
現在僕は、今年の8月28日に上演する「紙芝居ライブ『VIVE~みんなを守る木のお話~』」の制作の一環で、出演者の方やスタッフの方との契約交渉を行っておりまして、ここをもっとキチンと、細かく具体的にしていく必要があると感じています。
役割や報酬はもちろん、権利や保障、待遇についてなども、とにかく細かくですね。
というのも、僕自身制作側にも、出演側にも携わったことがあり、その都度必ず何らかのトラブルに見舞われておりまして、でも振り返ってみると「それって、契約をキチンとしておけば済んだ話だよね?」ということばっかりなんです。
日本エンタメ業界の契約について
一方で、信頼関係や絆を重要視した日本のエンタメ業界に蔓延る契約方法にも、それはそれでメリットもあって、やっぱり挑戦のハードルは下がるし、全員が起点を効かせて柔軟に対応していく雰囲気は、大きな力になります。
ただこの緩さが、いわゆる「無意味な上下関係」をもたらしているとも思っていて、契約での縛りがない分、それぞれが独自ルールで動き出す恐れがあり、スタッフの熱量にも差が出やすくなります。
契約は、スタッフを縛っておくためのものではなく、スタッフを守るために結んでおくもので、良い契約を全員と公平に結んでおくことができれば、それだけ熱量に差を作らず、全員が同じ方向を向いて進んでいけると考えています。
それぞれの良さを活かす契約とは?
ここまで僕自身が「契約」に強いこだわりを見せているのも、僕自身が過去に、契約の甘さからスタッフやお客さんの信頼を失った経験があるから。
だから今回のように自社主催の企画で自分自身、契約におけるトライ&エラーを繰り返していて、日本エンタメの持つスピード感と柔軟性を持ちつつ、最低限スタッフを守れるだけの契約を結んでいくためには、どのような契約内容がいいのかを模索しているところです。
ここで得た知見を、自分が担当している他のプロジェクト(アパレルやスタジオ運営、音楽教室など)にも活かし、また今年から始めた『お仕事サポート』にも活用していこうと思います。
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