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▼引き継ぎ期間の終わり
株式会社フリージョイの経営を引き継いでから、約1年が経過しました。
そして先日、決算も無事に終えることができました。
この1年間は、会社の現状を把握しながら、事業の整理や経費の見直し、業務の効率化など、経営の土台を整えることに取り組んできました。
これまでのやり方をそのまま引き継ぐのではなく、今の会社にとって何が必要なのかを考え、必要のないものは手放し、残すべきものには力を注ぐ。
そうした試行錯誤を重ねた結果、音楽教室やレンタルスタジオといった事業も、少しずつ利益を生み出せる形になってきました。
もちろん、まだまだ課題はあります。
ただ、会社の現状を把握し、何にお金がかかり、どこで利益が生まれ、何を改善すべきなのか。そうした経営の基本を、自分自身で考え、判断するための土台は整ってきたと感じています。
これまでは、経営を引き継ぎながら会社を立て直す期間でした。
しかし、いつまでも「引き継ぎ期間」というわけにはいきません。
引き継いだからには、自分の判断で会社を成長させ、その結果にも責任を持つ必要があります。
決算を終えた今、僕の中でも一つの区切りがつきました。
ここからは、引き継いだ会社を運営するのではなく、自分自身が経営者として会社の未来をつくっていく。
そんな新しいステージに入ったのだと思います。
▼数字の先にある責任
これからの経営で、僕がこれまで以上にこだわっていきたいものがあります。
それは「数字」です。
売上が伸びた。
お客様が増えた。
新しい企画が実現した。
事業の規模が大きくなった。
こうした変化は、もちろん大切です。
しかし、それだけで会社が成長しているとは限りません。
売上を増やすために必要以上の費用をかけていないか。新しい取り組みは、将来的に利益を生み出すのか。今は順調に見えていても、数年後に同じ状態を維持できるのか。
そうしたことまで考えなければ、本当の意味で会社を成長させることはできないと思います。
例えば、売上が増えても、それ以上に経費が増えていれば利益は残りません。利益が出ていても、手元の現金が不足すれば、事業を続けることが難しくなる場合もあります。
だからこそ、目の前の成果だけで判断せず、会社全体のお金の流れを把握し、長期的な視点で意思決定することが必要です。
そして、数字にこだわるというのは、単に利益を増やすことだけではありません。
必要な投資を見極めること。
無駄な支出を減らすこと。
お客様に喜んでいただきながら、無理なく事業を継続できる仕組みをつくること。
こうした一つひとつの判断が、最終的には会社の未来につながっていきます。
経営者である以上、思い描いた成果だけを受け取るわけにはいきません。思うように売上が伸びなかったときも、予想外の支出が発生したときも、その現実と向き合い、次の一手を考えなければなりません。
もちろん、すべてを一人で完璧にこなせるわけではありません。専門家の力も借りますし、必要に応じて周囲の人たちにも協力を求めます。
それでも、最終的に判断し、その結果を引き受けるのは自分自身です。
だからこそ、これからは都合のいい数字だけを見るのではなく、見たくない数字にも目を向けていきたいと思います。
経営者としての責任から逃げず、数字を通じて会社の現実を理解し、一つひとつ改善していく。
そして、目先の利益だけでなく、フリージョイが長く続き、関わってくださるお客様や生徒さんに価値を提供し続けられる会社をつくっていきたいです。
引き継ぎ期間は、ここで終わり。
ここからは、自分が経営者として結果をつくり、その結果に責任を持つ期間です。
数字にこだわり、現実から目をそらさず、会社の未来を自分の手でつくっていく。
そんな覚悟を持って、これからの1年に挑んでいきたいと思います。
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