※この記事は、2022年11月18日に掲載された「モロオフ会」の記事より一部転載しています。
おはようございます。
昨日の引っ越し疲れでボーッとしているジョイ諸江です。
さて。
今日は「サービスを提供するなら、この意識を持っておいた方がいいよね」的な話をしたいと思います。
今日はクリエイティブの話ではなくて、ゴリゴリのビジネスのお話です。
▼ 「遅れてきたお客さん」をキミはどう扱う?
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去年、モロオフ会『発表会イベント』の開演前にLINEを眺めていたら、「発表会イベントに行くのに電車が止まってる。マジか……」というLINEを見つけ、スタッフに「僕はこっちの対応に回るから、あとよろしく!」と投げました。
今日の内容は全サービス提供者さんが耳の穴をかっぽじって聞いていただきたいのですが、結論から言っちゃうと、サービスというものは、「商品を売る作業」ではなく、「ファンを作る作業」です。
もう少し具体的に言うと、「商品を売ったところで、ファンを作っていなかったら、それは、ただの等価交換であり、サービスとは呼ばない」です。
今、「ギクッ!」とされた方が結構いらっしゃると思うのですが、ほとんどの(自称)サービス提供者がやっているのは、500円の商品を500円で売って、500円を手に入れる「等価交換」です。
これだと、一生売り続けなきゃ(宣伝し続けなきゃ)いけないので大変です。
お客さんが「顧客」から「ファン」になるのは、基本的には、「余分に与えた時(値段以上のものを提供した時)」です。
「こんなにいただいちゃって…何か今度、お返ししなきゃ」という状態(返報性)の名称が『ファン』であり、余分に与えないことには、その状態は生み出せません。
ただ!!!
500円のものを頑張って470円で提供したところで、「30円分」を余分に与えていることを知っているのはサービス提供者だけで、お客さんは、そのことを知りません。
「470円の価値の商品」として認識します。
つまり、値段が付いてしまっているものを余分に与えたところで、気づいてもらえないんですね。
あえて汚い言葉で言うと「無駄死に」なんです。
じゃあ、お客さんは一体どのタイミングで「余分に与えてもらった」と感じるのでしょうか?
どのタイミングが、「余分に与えてもらった」と感じやすいのでしょうか?
答えは、「無料」の時です。
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