2022.12.29
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モロ先生の授業「アイデアが出てこない原因と、いくつかの解決方法」

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)

https://stand.fm/episodes/63acda238492f1829571d744

今日は「アイデアが出てこない原因と、いくつかの解決方法」というテーマでお話ししたいと思います。
 
どちらかというと、クリエイターさんや経営者さんや個人事業主さんよりの話になると思いますが、まぁまぁ、それ以外の人にも関係ある話かなぁと思います。
 

「思いつかない原因」ツートップは・・・

僕が働いているSOUNDFREEJOYというチームは、音楽教室を作ったりスタジオを作ったり、あとは生徒やコミュニティを巻き込んだイベントをやったり、ライブを作ったり、そういったエンタメを真ん中に置いて活動しています。

このチームにおける僕の役割は何かというと、基本的には「新作を作る」です。

それ以外にも、届ける作業をしたり、コンサルをしたりもしていますが、基本的には、「新作を作る」というのが僕のメインの仕事です。
 
「新作を作る」って、もう少し日常的な言葉に置き換えると、「思いつく」ということなんです。
 
要するに「思いつく」のが僕の仕事なんですが、「思いつく」って難しくて、自分の意思とは裏腹に「思いつかない」ということがあるじゃないですか?
 
たとえば、「おむすびを作る」の反対は「おむすびを作らない」ですが、おむすびを作らないのは自分の意思じゃないですか?
 
ただ、「思いつかない」は自分の意思じゃないんですね。
自分的には思いつきたいのに、思いつかないんです。
 
でも、僕の場合は思いつかなかったら、存在価値が無いんです。
 
どれだけ頑張ろうが、「思いつきませんでした」となったら、ギャラはゼロ円なんです。
 
なので、「思いつかない」をできるだけ回避しなきゃいけない。
 
その時に大切なのは、「ああ、思いつかない。畜生!」と嘆くのではなくて、「なぜ、思いつかないのか?」を言語化することだと思います。
 
で、長いことやっていると、「思いつかない原因」にはパターンがあることが見えてくるのですが、僕の中での「思いつかない原因」のツートップは、「情報が少ない」と「タイトルに縛られている」です。

解決方法1「追加で情報を収集する」


 
順に説明すると、「情報が少ない」というのは、もう、ホント、読んで字の如く、そのまま
 
「アイデアを生み出す」というのは、厳密にいうと「0→1」の作業ではなくて、「ある情報」と「ある情報」の編集作業なんですね。
 
たとえば、スマホというのは、「携帯電話」という情報と、「パソコン」という情報を掛け合わせたもので、「携帯電話」を知らなかったら、あるいは「パソコン」を知らなかったら、スマホなんて思いつかないわけじゃないですか?
 
よく大学生とかが「やりたいことがない」とか言ってますけど、そんなの当たり前の話で、「学校」という「情報が固定化された場所」に両足を突っ込んでいたら、編集作業の前に、編集素材が無いわけだから、思いつくハズ(やりたいことが見つかるハズ)が無いんですね。
 
「やりたいこと」が空から降ってくると思っていたら大間違いで、まずはその場から移動して、できるだけ情報を呑み込まないと、編集作業が始められない。
 
…そういう風に考えるといいと思います。
 
なので、アイデアが出てこない時というのは、「持ち合わせている情報を全パターン掛け合わせてみたけど、化学反応が起きなかった」と結論すればいい。
 
つまり、アイデアが出てこない時の解決方法の一つは「追加で情報を収集する」ですね。

解決方法2「タイトルを変える」

もう一点。
 
アイデアが出てこない時の原因の一つに、「タイトルに縛られている」というのが僕の中では結構あって…、ここでいう「タイトル」というのは、作品名だったり、イベント名だったり、社名だったりのことです。
 
で、タイトルというのは、言い換えると、「ルール」とか「制約」とか「環境」なんですね。
 

たとえば「発表会イベント」というタイトルであれば、別に歌の発表でもなんでもいいわけなんです。

だけど、「ピアノの発表会イベント」だったら、出演方法が限られてくる。

制限がキツくなるんですね。

ただ、こと「アイデアを出す」という時に、制限が緩い方がいいのか、キツい方がいいのか?」は微妙なところで、たとえば、鳥なんかは「飛ばなきゃいけない」という制限(環境)があったから、羽が生えたわけじゃなうですか?
 
「べつに飛ばなくてもいいっすよ」という環境だと、羽は生えないですよね。
 
みたいな感じで、キツい制限がアイデアを生んでくれることもあれば、「制限がキツすぎて生まれない」ということもある。
 
なので、アイデアが出てこない時というのは、「制限を変える」というのが一つの手で、つまるところ「タイトルを変える」ですね。

僕は今年も来年以降もこの「サウンドフリージョイ」で『思いつく人』をやらなきゃいかんのですが、今は「そもそも、この『サウンドフリージョイ』っていう名前でいいんだっけ?」となってきています。

タイトルをもう少し「覚えやすい」「幅広い人に受け入れてもらいやすい」名前にしてみると、どうなんだろうとか考えています。

もし急に教室名が変わったときは「あー、あの時のあれか」と思ってください。

もし、この先、アイデアが出てこなかった時は、今日お話しした二つを試してみてください。

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