2024.3.24
諸江史耶
創造電報の可能性

※この記事は、2024年3月22日に掲載された「モロオフ会」の記事より一部転載しています。

▼ 溜まった便箋が、何かに使えたら

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僕は「人間の性格は昔も今もあんまり変わらない」と思っているので、僕が新しいことを仕掛ける時は「ゼロ→1(まったく新しい概念の創造)」をすることはなく、「昔の人間がハマったことを、現代に置き換えたらどんなアプローチになるかしら?」と考えるようにしています。

「キャバクラ(昔)→オンラインキャバクラ(今)」「神社の寄進・祭りの提灯(昔)→クラウドファンディング(今)」みたいな感じで。

「歴史」というビッグデータをものすごく信じているんですわ。

お金は「もともとは『金(きん)』との交換券だった」というのが、やっぱり大きくて、そもそも皆が皆、「お金を持っていたら、金(きん)と交換できるし…」と信じていたから、お金に価値を感じた…という背景かある。

昔の人が、「金(きん)との交換券」を実際に金(きん)に交換はしなかったものの、「その気になれば、金(きん)と交換できる」と思っていたことで、「金(きん)との交換券」に価値を感じたように。

ざっくりいうと「一人一人が価値があると信じられるシステムが存在していたら、そのものには価値が存在する」みたいな共同幻想ですね。

ジョイというコミュニティの中でだけ、便箋でも買える商品を売っているのは面白いなあと思っています。

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