2024.6.18
諸江史耶
モロ先生の授業「挑戦を期待されている会社と、抱えるジレンマの解決策」

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)

https://stand.fm/episodes/6670bd722d3d94386aed74f5

僕は今いくつかの仕事を同時進行で進めていて、ピアノ講師業務を除くとそのほとんどが「教室・スタジオの運営」と「ディレクション」のお仕事をしています。

すべてのプロジェクトを本当に楽しく担当させてもらっていて、いい意味で「口を挟まず、任せてくれている」ことが、僕にとって一番の働きやすさだったりします。

僕が提案するアイデアの中には、一般的な企業であれば門前払いだろうなあと思われるものもたくさんあったのですが、フリージョイはその提案のほとんどをすんなり受け入れてくれました。

もちろん「期限を決めた上で」の許可にはなりますし、その期限を超えてしまえば、どれだけそのプロジェクトに想いがあっても打ち切りです。

僕もフリージョイの運営のトップでやらせてもらっているので、ここまでスタッフのチャレンジに寛容なのにも理由がありまして、いくつかある理由のトップが「僕らがエンタメカンパニーだから」というもの。

エンタメカンパニーはお客さん(ファン)がいて初めて成立するカンパニーなわけで、ファンになってもらうには、相当頑張らないと成功できないようなプロジェクトにチャレンジすることで得られる『応援シロ』がどうしたって必要になる。

そんな応援シロを必要としているチームなのに、スタッフのチャレンジに対して「それは成功確率が低いからダメ」とばかり言ってしまっては、エンタメカンパニーとして機能しなくなるんんです。

さて。

当然、後輩達も「やってみなくちゃ分からないことをやらないと誰も応援なんてしてくれないでしょ!」というスピリッツを受け継いでいるわけですが、ここが難しいところで、「やってみなくちゃ分からないことをやるから面白いじゃん」と思っている僕でも、後輩達の企画に対して「いや、さすがにそれは辞めとけ」と言いたくなる時がある。

しかもそこには明確な根拠は無くって、これまでの経験値で「この挑戦は大事故になるし、僕らでも尻を拭ききれないから、辞めとけ」となってしまうし、それだと納得しない後輩がいるのも不思議じゃない。

このあたりは僕の中でもそこそこジレンマで、ここに明確な答えは存在しないんだろうなあと思っています。

一つの答えとしては、会社の中で先輩後輩関係なく、期待値を上げるような活躍をしてくれている人には「どうなるかわからない挑戦」をさせやすいし、周りも「あいつだからまあ仕方ないか。俺ももっと期待値をあげよう」と、納得してもらいやすくなるのかなあ、と思っています。

あるいは、ある程度のところまでは自分一人の力で進めちゃって、30%くらいのところまで進めたら、会社(ジョイ)に「今ここまで進んでるんですけど、ここからジョイで一緒にやりませんか?」と直談判してみるとか。

僕は結構このやり方をやっていて、自分一人で30%も進められなかったらそもそも撤退案件だし、進められたらすぐにるーさんに協力要請を出すようにしています。

今日は、挑戦を期待されている会社と、抱えるジレンマの解決策についてお話しさせていただきました。

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